S14(エスバツルギ/最高1936最終4桁)
ちきふわです。
やや簡易的ですが構築記事を書きました。
瞬間ではレート1900超えたので備忘録として記載します。
最高:1936(1/25時点)/最終:4桁順位
【構築のコンセプト】
・物理高火力で受け構築を崩す
・環境使用率上位ポケモンの並びを対応できるようにする。
【構築完成までの経緯】
1.ポリゴン2+ドヒドイデ、ラッキー+エアームド+ドヒドイデなどの受け構築が環境に増加し、ポリゴン2の物理耐久が低下傾向にあったことから、ビルドアップ/思念の頭突き持ちのエースバーンがスタン構築含めて通ると考え採用。
2.エースバーンを通す上でステルスロックが欲しいと考え、地面タイプで電気の一貫を切りつつ、起点作成が可能なカバルドンを採用。
3.エースバーンを受けようとする物理高耐久ポケモン(カバルドン/ヌオー/ナマコブシetc)には草打点が通るため、一致草打点を持ちつつ、聖なる剣で受け構築に強めなカミツルギを採用。
4.エースバーン、カミツルギで相手しにくいカイリュー、ウインディ等の炎草半減勢にタイプ上強く、ドラパルト、カバルドン、両ウーラオスに強めなカプ・レヒレを採用。
5.この並びでは地面タイプの技の一貫が切れていないため、地面の一貫を切りつつ、サンダーに対しても強めなポケモンを探していたところ、霊獣ボルトロスが該当したため採用。
6.クレセリア、ランクルスなどのアシストパワー持ちのエスパータイプに勝てなかったため、剣の舞やダイホロウでの崩しが狙えるミミッキュを採用。
【個別紹介】※パーティ画像の掲載順
エースバーン@ラムの実
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155-184(252)-95-x-96(4)-171(252)
技構成:火炎ボール/飛び跳ねる/思念の頭突き/ビルドアップ
◆AS振り切り
◆B < D(ダウンロード対策)
嫁枠なので今期も採用しました。
環境に存在する物理受けの大半が、ドヒドイデ/エアームド/ナマコブシ/ヌオーといった、「思念持ちエースバーン+カミツルギ」の並びで崩せるポケモンであることに気づき、今回は思念の頭突きと崩し強化のためのビルドアップを採用しました。受け構築に対しての火力を最大限確保するため、性格は意地っ張りとしました。
ビルドアップ+ラムの実の組み合わせにより、カバルドンやラグラージの欠伸展開に対して強気に選出できます。このため、受け構築ピンポイント選出だけでなく、スタンダードな構築にも選出できることが強力でした。
ちなみに、最上位帯のエースバーンには当個体と同じくスカーフではない意地っ張り個体が多いため、意外と同速勝負になる場面も多かった。
カミツルギ@命の珠
性格:陽気
特性:ビーストブースト
実数値:143(68)-210(68)-152(4)-x-66(116)-177(252)
◆最速
◆残りA
エースバーンを受ける物理受けに強めな物理アタッカーとして採用しました。
技構成はアタッカー型のテンプレ4技であり、打点確保のため剣の舞の採用は見送りました。
今回はD方面に努力値を割きましたが、これによりスカーフカプ・レヒレの奇襲などに崩されにくくなったと思います。ただ、火力が欲しい場面も多かったので、AS振り切りも一考だと思いました。
先述の話に通じるが、エースバーン対面で引けない時にギガインパクトを押したら、先制で通って勝利した試合が何度かあるため、どうしても引けない場合は突っ込んでみるのもアリだと思った。(良い子はマネしたらダメ!)
カバルドン@オボンの実
性格:腕白
特性:砂起こし
実数値:215(252)-132-169(124)-x-109(132)-67
◆A211ガラルヒヒダルマの氷柱落としを確定耐え
◆残りD
エースバーン、カミツルギを通すにあたり、欠伸+ステルスロック展開が強力と考え、使い慣れたカバルドンを今期も採用しました。
無難に強いポケモンでしたが、初手ダイマックスポケモンにワンパンされるなどの事故死も多かったため、マークは厚かったと思います。
D方面にもある程度努力値を割いているため、ポリゴン2相手にも気持ち動かしやすかったです。
霊獣ボルトロス@ウイの実
性格:控えめ
特性:蓄電
実数値:184(236)-x-90-181-128(220)-128(52)
技構成:ボルトチェンジ/気合玉/悪の波動/悪巧み
◆C194*命の珠サンダーの140ダイジェットを非ダイマックス状態で99.7%(2連最大乱数以外)で2耐え
◆C+2状態のダイナックルでHD特化バンギラス(砂下)を確定1発
◆残りS
→hamaさん(S12)の配分を拝借いたしました。
環境最上位のサンダー、およびその取り巻きに多いカプ・レヒレ/ナットレイ/バンギラスに対して打点を持てるポケモンとして採用しました。
D方面に対して厚いため、サンダーに対しての受け出しが安定し、加えてカプ・レヒレなどの特殊水タイプを安全に処理できる点が強力でした。
電気の一貫も切れるため、カバルドンと合わせて対電気の選出が柔軟になることも評価点です。
カプ・レヒレ@食べ残し
性格:図太い
特性:ミストメイカー
実数値:177(252)-x-155(44)-117(12)-156(44)-125(156)
技構成:波乗り/ムーンフォース/瞑想/守る
◆H振り切り
◆B < D(ダウンロード対策)
カバルドン、ドラパルト、両ウーラオスなど、使用率上位のポケモンにタイプ相性上強く、エースバーンやカミツルギの通りにくい相手にも有利なため採用しました。
技構成は一致技2つと火力補強の瞑想、ダイマックスターン枯らしと体力管理が可能な守るとしました。守るはあまり読まれなかったため、勝ちを拾えた場面も多かったです。
ただ、火力が低めであったため、当初想定していたポリゴン2相手には瞑想を何度も積む必要があるため、そこまで有利ではないように感じました。(7世代感覚が抜けていない)
ちなみに、この個体は2017年のファクトリーオフで使用したものと同一である。今のTwitterのFFの方にも、このオフ会でお会いした方がいるはず。
ミミッキュ@呪いのお札
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
技構成:ゴーストダイブ/戯れつく/影討ち/剣の舞
◆AS振り切り
対面選出の攻めポケモンとして採用しました。
雪原環境で鋼タイプが増加したことにより、メイン打点はフェアリー技よりもゴースト技の方が通ると考え、今回はゴーストダイブを採用しました。持ち物は、ゴースト技の火力を上げる呪いのお札としました。ゴーストダイブはダイマックスターン稼ぎとしても有用でした。
クレセリアやランクルスなどのエスパータイプに強かったのが評価点です。
【結果】
最高:1936(1/25時点) 最終:4桁
※1/25時点のHOME画像です。最終結果とは異なります。
【重かったポケモン】
空元気/アイアンテール/冷凍ビーム/自己再生のHD個体ならまだ何とかなるが、ダウンロード初手ダイマックス個体が来ると2体以上持っていかれる。
・ピクシー
終盤増えてきて勝てなかった。挑発や天然への回答が構築にないため厳しかった。
・レイスポス
ゴーストの一貫が切れておらず、早いため全員縛られる。
【感想】
今回は久々に終盤でレート1900超えたので、最終結果によらず構築記事を書こうと思っておりました。
来シリーズからはランクマは小休止しようかと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。