【ポケモンSV_S3使用構築】毒菱セグカミゲザン【最終966位/最終レート:2011】

ちきふわです。

今回はSVで2回目となるレート2000超えを達成したので、使用した構築を紹介します。

 

【使用構築】

 

【構築完成までの経緯】

1.明太オフで使用した構築を少し変更し、毒菱マスカーニャステルスロックガブリアスの起点作成がどちらも強力と感じていた。この時、「毒菱とステルスロックを両方撒いたらセグカミラッシャ(セグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャの並び)とカイリュー入りのどちらにも強力な崩しを狙える」と考え、この2つの要素を自然に両立できる起点作成ポケモンとしてキラフロルを採用。

2,3.ステルスロック/毒菱による削りから、積み技による全抜きの動きを狙いたかったため、
明太オフの構築から使用感の良かったハバタクカミドドゲザンを採用。

4.現ルールで使用率の高いハバタクカミ/テツノツツミ/テツノドクガの3体をはじめ、高火力特殊アタッカーと撃ち合えるポケモンを採用したいと考えた。当初は突撃チョッキテツノカイナを使用していたが、鬼火への耐性/先制技のリーチを評価し、この枠には最終的にセグレイブを採用した。

5.ここまでで受け構築/天然への回答に乏しいため、天然に無効化されないメインウエポンを持ち、身代わりを採用することで毒菱ダメージを稼ぎつつ攻撃できるアタッカーとしてエスパトラを採用。

6.相手の積みアタッカーの選出牽制としてヘイラッシャを採用。流行の並びであるセグカミラッシャを形成し、相手の選出を読みやすくする役割もある。というのは建前で、実際は見せポケ。

 

【個体紹介】
※採用順に記載
※性格はミント使用後のものを記載。

キラフロル@気合の襷

テラスタイプ:
性格:臆病
特性:毒化粧
実数値:159(4)-x-110-182(252)-101-151(252+)
技構成:ヘドロウェーブ/マジカルシャイン/マッドショット/ステルスロック

◆CS振り切り、サーフゴー意識で最速
◆端数H(16n-1:定数ダメージ最小)

本構築の主軸。9割近くの試合で選出し、このポケモンステルスロック/毒菱を展開したのち、後続のアタッカーを通す動きが非常に強力だった。テツノドクガに対しては毒菱を回収されてしまうが、後続のセグレイブやドドゲザンなどで処理できたためあまり気にならなかった。マッドショットを採用することで、相手の素早さを下げた後にステルスロックを展開する動き、後続に繋ぐ動きも強力だった。
マジカルシャインの枠は水ロトム/カバルドンに打点となるエナジーボールでも良いと思う。
今回はサザンドラ、シーズン終盤に増加したコノヨザルに対して打点となるマジカルシャインとした。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

テラスタイプ:
性格:臆病
特性:古代活性
実数値:131(4)-x-90(116)-187(252)-156(4)-189(132+)
技構成:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/瞑想

◆最速トドロクツキ抜き(古代活性でS上昇)
◆C振り切り
◆残りB
◆端数H,D
Youtube実況者ポケろうじんさんの調整を借用

明太オフで使用した個体をそのまま採用。シーズン後半では眼鏡ハバタクカミが増加傾向にあったため、古代活性の発動により、ミラーで先制できる場面が多く助けられた。
テラスタイプは以下の3点の理由で水タイプとした。
(1)ハッサムバレットパンチ/セグレイブの氷の礫に対して耐性を持てる
(2)ステルスロックが痛手になりにくい
(3)ハバタクカミのミラーでマジカルフレイムを押されない
シーズン1の構築で使用したガブリアス同様、「耐性を変えながら積み技を使用し、そのまま全抜き」という動きを通しやすく強力だった。

 

ドドゲザン@黒い眼鏡

テラスタイプ:
性格:意地っ張り
特性:総大将
実数値:175-205(252+)-140-x-106(4)-102(252)
技構成:ドゲザン/アイアンヘッド/不意討ち/剣の舞

◆AS振り切り
◆端数D

こちらも明太オフの構築から続投。ハバタクカミ/サーフゴーに対してタイプ的に強めであり、毒菱/ステルスロックを合わせることで、テラスタル込みでヘイラッシャを大きく削れる点が優秀だった。増加傾向にあったキョジオーンに対しても、剣の舞を先に積んでいればドゲザンによる高火力を押し付けられるため、そこまで困らなかった。

 

セグレイブ@突撃チョッキ

テラスタイプ:地面
性格:意地っ張り
特性:熱交換
実数値:205(116)-216(252+)-112-x-106-125(140)
技構成:氷柱針/地震/巨剣突撃/氷の礫

◆準速キノガッサ+3(このラインを意識したサーフゴー抜き)
◆A特化
◆残りH

突撃チョッキを持たせることで、環境に増加した特殊パラドックスポケモンに対して強めなポケモンとして採用。技構成/テラスタイプはテンプレのものを採用した。
火傷しない無効化されない先制技(氷の礫)を使用可能という2点が優秀で、雑に扱っても強力なポケモンだった。

 

エスパトラ@食べ残し

テラスタイプ:格闘
性格:図太い
特性:加速
実数値:193(180)-x-123(252+)-122(4)-85(36)-130(36)
技構成:アシストパワー/テラバースト/瞑想/身代わり

◆S+1で準速ドラパルト抜き
◆B特化
◆H:身代わり効率意識で16n+1
◆残りCD(Dを厚めに配分)

ヘイラッシャ、ラウドボーンなどの天然、受けへの回答として採用。身代わりは素早さ上昇によるアシストパワーの威力増強だけでなく、キラフロルの毒菱による毒ダメージの蓄積という点でも重宝した。初めて使用したポケモンだったが、瞑想を積まないと火力は思ったより出ないため、身代わり/瞑想の使用タイミングを見極める必要があると感じた。

 

ヘイラッシャ@カゴの実

テラスタイプ:
性格:腕白
特性:天然
実数値:257(252)-120-149(4+)-x-117(252)-55
技構成:ウェーブタックル/地震/鈍い/眠る

◆HD振り切り
◆端数B

見せポケ。他の5体が強力だったため選出率は最下位だった。
本構築はサイクルを回すよりも展開寄りの並びであるため、欠伸や地割れによるサイクル破壊を意識した技構成ではなく、毒菱と相性の良い鈍い+眠るの型で採用した。
この枠は他のポケモンでも正直良かったが、見せ合い画面での圧力と、相手の選出誘導を意識してヘイラッシャの採用となった。

 

【結果】
TN:ちきふわ
最終順位:966位
最終レート:2011

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【重いポケモン
・イダイナキバ
→地面技を半減以下に抑えられるポケモンがいない。
・ビルドアップイルカマン
→キラフロルやセグレイブを起点にされると負け。

【所感】
SVとしては2回目のレート2000超えを達成し、嬉しいです。今後は力を入れるシーズンを絞り、オンオフを切り替えて取り組んでいきたいと思います。
次はヒスイ地方のポケモンが解禁される頃に対戦したいかな〜と思っています。

それではまた。